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クラブツーリズムの旅行ツアーと評判、感想

クラブツーリズム(クラブツーリズム株式会社)

もともとは、近畿日本ツーリスト (KNT) 渋谷営業所内の一事業部門。情報誌「旅の友」の宅配や新聞広告を中心としたメディア販売で成長し、2004年には近畿日本ツーリストから独立しました。その後変遷があり、近畿日本鉄道の子会社になった後、2013年にKNTと経営統合し、KNT-CTホールディングスの子会社になりました。
その設立経緯からして、普通の旅行会社とはちょっと違い「客同士の交流の場=クラブ」として、客同士の仲間作りや生涯学習に貢献しようという理念をもっています。そのため、普通のツアーだけでなく、参加型、交流型のツアーも少なくありません。いっぽうで、メディア販売の格安ツアーも依然として人気です。

クラブツーリズムとは?

「クラブツーリズム」は、近畿日本ツーリストの社内ベンチャーから始まった会社です。一般の旅行会社と異なり「会員」組織に力を入れているのが大きな特徴です。旅行会社はたんにツアーを販売するだけではなく、会員が行うクラブ活動を支援します。「仲間が広がる、旅が深まる」がクラブツーリズムのブランドキャッチフレーズで、旅を通して新しい出会いや交流を作り出していくことを一つの目的としています。
ブランドマークの手をつないで踊る5人は旅仲間であり、旅で豊かになる五感であり、「出会い」「感動」「学び」「健康」「やすらぎ」の旅の5大要素であり、さらに5大陸も表しています。
ツアー商品は会員以外も利用できます。というか、現在のクラブツーリズムは、新聞広告などを使ったメディア販売を主力とする旅行会社です。早くから「旅の通信販売」に力を入れていたこともあり、店舗での販売は少なく、インターネットや電話申込みが主力です。
旅行商品は全体的に格安ツアーが多く、内容てんこ盛りの「バスツアー」は得意技。一方でテーマ性のある旅にも力を入れており、「登山の旅」や「写真撮影の旅」などが有名です。最近は、「おひとり参加限定の旅」を増やしています。

クラブツーリズムの口コミ・評判・感想

参加者にリタイア組が多く、そのためツアー内容もシニア向け。「40代でも浮くくらい高齢者の多いツアー」という口コミもあるほどです。クラブツーリズム自体が会員制組織から始まっていて、メインターゲットは中高年なので、若い人向けのプランはまずありません。ということで、自分が若い、と思っている人はクラブツーリズムに参加するには早すぎるかもしれません。
一人参加限定の旅や、テーマのある旅などでは独自性があり、一般ツアーのコース内容もバリエーション豊富。ただ、日帰りバス旅行ではコース内容が多すぎて「予定時間内に消化しきれなかった」という声も。結果的に「20時帰着予定が22時になった」などということもよくあるようです。盛りだくさんはいいですが、詰め込みすぎはつらいこともあるようです。
基本的には「お得感」を追求するツアーが多く、いわゆる「格安ツアー」が主体です。そのため、「内容は値段なり」の感想も多いです。添乗員は派遣型が多いようで、「当たりはずれが大きい」とのこと。

クラブツーリズムの評判まとめ

JTB旅物語、阪急交通トラピックスとともに「格安ツアー御三家」の一角を占める存在とも言われます。安いだけでなく、仲間作りや生涯学習をテーマに据えてツアー作りをしている姿勢は評価されてよいでしょう。。最近は「どこに行くか」よりも「何をするか」というテーマのツアーが増えていて、そういう視点でツアー選びをしたほうが、利用者も楽しいでしょう。
新聞広告では「お得感」のある激安ツアーを前面に打ち出していますが、「ロイヤル・グランステージ」や「プレミアムステージ」といった、上級ツアーにも力を入れています。「バリアフリーの旅」「長い距離を歩かないゆったり旅」なんてのも。ターゲットが高齢者なので、安いだけでなく「ゆったり感」も大事にしている様子がうかがえます。
熱烈な利用者がいるいっぽうで、ツアーのノリに付いていけないとか、格安感いっぱいの詰め込みすぎの内容に疲れてしまう、とかいう人もいる様子。ただ、詰め込みツアーばかりでないのがクラブツーリズムの最近の傾向なので、日程をよく検討してから選ぶとよいでしょう。


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